24時間のための音楽 - その設計図
Music for 24 - 24時間のための音楽    2009.12.17 [ Thu ] 10:20

さて今回は【Music for 24】を制作するに当たって、書いていた"設計図"についてです。



。。



1、作曲史の流れをくみながら、形式や様式を周到しつつも、

  21世紀初頭にあるべき状態をメタメッセージとして提示する。


2、1をかんがみながら「21世紀初頭にこの地球に生きている自分」

  というフィルターを通した価値観を意識する。

  

  「日本的」「西洋的」などの地域性、独自性を踏まえつつも、

  21世紀初頭の日本に生きている自分の"リアル"を見つめる。


3、12長調と12短調+1で、24曲+1曲にする。


4、24時間、1日の時間的移ろいを、

  季節の移ろいや、人生の時間の移ろいなど、

  複数の時間的構造を交えながら進行させる。


  よって、一番最初のリリースは、

  各季節に合うように、

  1年間を通してタイムリーにする。


5、それぞれのプレーヤー、楽器が、

  主役になる時間を作る。

  ひいては、それぞれのリスナー自身も、

  主役になる時間を作る。


6、上記を踏まえつつも、

  

  あくまで

  "一個人、一音楽家の表現"としてまとめる。



。。



これが【Music for 24】の音楽面での大雑把な設計図です。


自分の"自意識"の部分はここまで。


あとは、自分の"無意識"の部分での格闘です。


というわけで、さあ大変だ、笑!


そして、苦悩の2009年が始まった。。


作曲家/音楽家

JETT.A

浅川真洋による、クリエイティブユニット、作曲家、音楽家。数多くのTV番組やCMの音楽、東京ジャズ2009、2010のオープニング曲や、日本コロムビア100周年サウンドロゴ、2016年東京オリンピック構想のイメージ曲などを担当。現場にて着実に頭角をあらわし、海外からの評価も高い。